茅ヶ崎の平屋

茅ヶ崎の海から山へと変わる雑木林の中、外での食事や遊びが大好きな家族五人と犬二匹が気軽に庭へ出られるようにとつくった平屋です。居間・食堂の床を庭に近づけるために低くし、薪ストーブ土間から玄関土間へと段差なく続けています。小上がりの和室や廊下、北側の寝室などは一段上げてプライバシー空間としての領域分けをしました。薪ストーブで暖められた天井付近の空気を、ダクトファンにより床下に送り込むことで床下の湿気や冷たさが緩和しています。板土間の掃き出し窓の外、庭との間には地面に近い木製の板張りデッキをつくり裸足のまま外へ出られるようにしたことで、窓を開けると人も犬もまるで境がないかのように、庭と家を自由に出入りして暮らしています。
所在:
神奈川県茅ヶ崎市
建築形式:
新築
竣工:
2017年
構造:
木造平屋
延床面積:
94.40㎡(28.55坪)
種類:
夫婦+子供3人+犬2匹
テーマ:
雑木林とつながる平屋
建築家
東京都板橋区
MASAAKI MATSUBARA
木々設計室 一級建築士事務所