Himawari house

住宅密集地で以前実家が建っていた角地を購入。だから近所の人たちとも顔なじみ。 一般解では当たり前に必要とする駐車場は「要らない」と言う選択で必要なだけの大きさの家を求められました。角地の住宅は、その一角の顔になるべく責任があります。敷地いっぱいに建てるけれど、緑も供出したい。建てることでちょっと通ることが楽しくなるようにしたい。そんな解決方法は「手で創る事」をギリギリまで守ること。いろんな要素を入れながら、 向日葵色の扉の三角屋根の住宅を創りました。生活のリアルに添いたいと思っています。建築でやるべきこと、住み手が工夫することを分けながら。出入り口周辺は案外雑然とするもの。傘・郵便物・新聞・鍵・コート・鍵・靴、そして遊具。入れ物があればイイという事じゃなくて、濡れたものはどうするか。花粉の時期はどうするかを一緒に考えたい。
所在:
東京都北区
建築形式:
新築
竣工:
2013年
構造:
在来工法軸組木造
延床面積:
68.36㎡(20.67坪)
種類:
4人
テーマ:
生活のリアルに添うこと
建築家
東京都八王子市
NAOMI TANAKA
田中ナオミアトリエ一級建築士事務所