若葉台の家

新しい街にアトリエ事務所兼用住宅を建設するにあたり、「美しい街並形成に貢献すると共に良質な環境をつくることで、近隣・地域に根ざすアトリエ事務所となること」と、「家族の住まいとして、機能のみでなく五感を大切にした心を満たす生活の場を創ること」をめざしました。


吹き抜けで一体化された四層スキップフロア(「家族の箱」と称す)、
植栽を楽しむ広がりある庭、「家族の箱」の中心であるリビングとアトリエを繋ぐ大きな木製デッキ、眺望の開けた二階バルコニー、さらに無垢の各種木材、左官、和紙の自然素材による仕上げなどが特徴です。


一つの家族のあり方を表した「家族の箱」と、仕事場であるアトリエは、それぞれ独立させながらも、大きなガラス窓を通してつなげることで、職住バランスを保ち、伸びやかで気持ちのよいすまいを実現しました。
所在:
東京都稲城市
建築形式:
新築
竣工:
2004年
構造:
木造2階建 +小屋裏
延床面積:
127.44㎡(38.55坪)
種類:
夫婦+子供1人
テーマ:
職住バランスを追求した自然素材の家
建築家
東京都稲城市
JUNKO BANDOU
一級建築士事務所 J環境計画