志木の家

街中の住まいにおいて、取り込む風景や光は断片的なものになりパノラマ的な全体像は見えませんが、そのトリミングされた部分だからこそ、その先のイメージは倍増され内外は広がりを得て解け合い、限られたスペースに多様で豊かな風景と光を呼び込みます。あちこちに家族の居場所があり「小さな自然」や「奥行き」「陰翳」「静寂」を感じて暮らす住まいになりました。
床の仕上げはウォールナット、外回りはリシン掻き落しと板張り、内部はドイツ漆喰、和室は淡路土壁で手の跡が残る左官仕上げになっています。
所在:
埼玉県志木市
建築形式:
新築
竣工:
2018年
構造:
木造2階建て
延床面積:
180.08m²(54.47坪)
種類:
夫婦+子供2人
建築家
東京都杉並区
YASUMITSU TAKANO
遊空間設計室